少し前に賭け麻雀の話題がなんと法曹界をにぎわしていました。 それで麻雀のタイトルを洒落で付けてみました。 こんにちは。佐々木宏明です。 ここのところ、わりと忙しく、ブログが滞っておりました。 それで、これまでのブログの反応を総括しますと……、 仕事関係の皆様も含め、圧倒的に、美味しいネタのほうに反響があります。(そのわりに、コメントといいねが少ないぞ、は武士の情けで言わないでください。話が続きませんから) 本当は、生産計画のちょっとした、されど奥深い話題を提供し、ゆるりとしていながら役に立つ話を、粛々と重ねていき、最終的には本にしてしまうという、遠大かつコンサルタントらしい、王道のブログを目指すつもりでした。ところがそういった話題なら、手掛けている最中のものを一般化してご紹介するのがよいのですが、そうすると、「あっ、こいつ、すぐに思いつかなかったくせに、ブログでは玄人っぽく偉そうに書いてやがるぞ」みたいな誹りにさらされる可能性があります。というより、私の場合は、血の巡りが悪いので、快刀乱麻のごとく、ズバッと正解に行きつくことなんてほとんどありません。いつもうんうんと呻吟しながら正解にたどり着いているので、ほぼ間違いなくそうなります。(ここもつっこみどころではありません。マジメに取り組んでいるので謙虚だと思ってください) となれば、味な話は大事です。むしろ、こちらをメインにして、その肴のごとく、本職のたわごとを挟むほうが気が利いていると割り切ることにしました。半ば予想していたので、ブログのタイトルもNishi-Ogi wandering なんですけれどね。 ということなんですが、どうもコロナの影響でネタの仕込みが悪いのです。残念な気持ちでいっぱいですが、もうちょっとカレーとラーメンと有名な居酒屋の話は待ってください。 と、めっちゃくちゃ長い前置きで、またパンの話をさせてください。 で、ひとつ結論を出しました。 惣菜パン、菓子パンは東西です。軟派の東と硬派の西というものです。 まずは東のお店、軟派な店を紹介します。 西荻窪駅をはさんで東へ、中央線の高架下を歩くこと七、八分。ダイソーとワイズマートのそばに「そーせーじ」というパン屋さんがあります。アルファベットで書くと、“SOO SEE JI"のようです。こちらのパン屋さんが名付けて軟派なパン屋さんです。やらかめのパンが美味しいです。お店は清潔で明るい感じです。コロナ対策も万全で、店内には三人しか入れず、手前の線から先には進めません。ハキハキしたおねえさんにお願いして、パンを選んでもらうしかけです。私はメガネをするのが嫌いですが目が悪いので、商品の名前がよく見えないのが難点です。シャイではないですが、名前がわからない商品をおねえさんに頼むのは、少し気疲れしてしまいます。パンはどれも美味しいです。メロンパンやチョコクロのような味の想定がつくもののレベルが高いです。そのうえ、サバと夏野菜のパン(写真:たぶん季節限定)が2種類あって、400円と高めではあるものの、どちらもボリュームがあり、とても美味しいです。 会社とは正反対なのですが、一週間に一度は出かけています。なお、このお店の名物パンは「満月メープル」というパンです。ステキに写っている写真が巷に出ているので、ここでは省略しますが、ウチに持ち帰ると家族のウケがよいパンです。 次に西のお店、硬派な店を紹介します。 西荻窪駅から西北へ商店街をやはり七、八分。セブンの前の小径を少し奥へ入ると、「えんつこ堂」というパン屋さんがあります。えんこつではなく、えんつこです。当社からだと、中央線の高架を北へ横切り、このブログで紹介した「キャロット」か回路会館の角をさらに北上し、バス通りに出たら左折して少し歩いた辺りです。三、四分ぐらいだと思います。 お店は垢ぬけた雰囲気ながら少し古く、見るからに長年この土地で頑固にやってきました感を醸しています。写真禁止マークも何やら期待を増幅させます。もう食べる前から絶対おいしいという確信が私にはありました。そして、おすすめは何といっても固そうに見えるパンです。硬派ですから。 ふくろうマークの食パンや人気のハリネズミ君も美味しいですが、ともかくフランスパンやいかにも固く見えるパン(写真左)が一押しです。写真でまん丸いのは中にチーズが入っているパンですが、見た目以上にごつく、あごを使います。昼に食べるので、まだ試していませんが赤ワインがとても合いそうです。 なお、ついでみたいでお店には申し訳ないですが、パクチーが好きなら、えんつこ堂そばの「吉祥天」の角煮サンド(写真右)もイケます。台湾系のお饅頭屋さんです。
ということで、食パンは北でしたが、菓子パンは東西でした。 あと南をパン(ポン)すれば、大四喜の裸単騎の役満ですね。 ちょっと狙ってみたいと思います。 おしまい
0 コメント
|